ごあいさつ
ちゅうしょクリニック
院長 中所 英樹
このたび、ちゅうしょクリニックを開設しました中所英樹(ちゅうしょひでき)です。
私は、平成6年に京都大学医学部卒業後、京都大学病院や京都市立病院などで、糖尿病、高血圧、高脂血症を中心とした生活習慣病、および、甲状腺疾患、副腎疾患などの内分泌代謝疾患を中心に診療を行ってきました。日本は、平均寿命が男性で約80歳、女性で約86歳と、世界でも有数の長さを誇っていますが、寿命がある間、必ずしも「ぴんぴん元気で」過ごせるとは限らないのが現状です。健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことですが、平均寿命と健康寿命の差は、男性で約9年、女性で約12年です。生活習慣病は、普段は症状が殆どないのですが、心筋梗塞や脳血管障害などの合併症を起こすと、健康上の問題がでてきます。また、最近は、生活習慣病をもつ方は、認知症になる危険性が高まることも報告されています。私の医師としての役割は、患者さんの生活習慣病をしっかりコントロールすることで、みなさんの健康寿命をできるだけ長く保つことと考えております。また、それによって、医療費全体の軽減にもつながり、日本国も財政的に「健康」になれるのでは、とも考えております。
また、なかがわ中之島クリニックにて、軽症うつ病や心身症の患者さんを対象とした心療内科の診療にも携わった経験を生かして、ちゅうしょクリニックでは、内科的な疾患を中心に、体と心の両面に配慮した医療を行っていきたいと考えています。皆様が人生というマラソンを走る中で、よりよく進むために何ができるか、を一緒に考えることができる、コーチになることを私は目指したいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
経歴・資格・所属
経歴
- 平成6年3月
- 京都大学医学部 卒業
- 平成6年5月
- 京都大学医学部附属病院内科(研修医)勤務
- 平成7年5月
- 静岡県立総合病院(内科研修医)勤務
- 平成9年4月
- 京都大学大学院医学研究科博士課程(内科学専攻)入学
- 平成13年7月
- 京都大学医学博士取得
- 平成13年11月
- 京都大学医学部附属病院第二内科(医員)勤務
- 平成14年4月
- 日本学術振興会 特別研究員
- 平成17年5月
- 京都市立病院 内分泌内科 医長
- 平成19年4月
- 医療法人 逍遥会 なかがわ中之島クリニック 勤務
他に、吉政医院、太子道診療所、近江草津徳洲会病院で非常勤勤務 - 平成27年9月
- ちゅうしょクリニック 院長
資格
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
- 日本医師会認定産業医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
所属学会
日本内科学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本甲状腺学会、日本東洋医学会、日本心身医学会、日本精神神経学会、日本アドラー心理学会、日本統合医療学会など